初期設定ではメニューバーの隣にアプリケーションのアイコンがあります。アプリケーションランチャーと呼ばれるものです。わたしの場合ファイルマネージャーがここにあって欲しいのですが、どういうわけか登録できない。
インストールしたての時はあったのかな。忘れてしまいました。この程度のことで再インストールするのも面倒なので調べてみました。
まず一般的には画面上部のパネルを右クリックすると設定ができます。そもそもパネルにアプリケーションランチャーがない場合は「パネルの設定」→「パネルアプレット」にアプリケーションランチャーを追加します。ランチャーが表示されたらその上で右クリックすると設定画面が開きます。右側のすでにインストールされているアプリケーションを選んで追加します。
わたしの場合この右側にファイルマネージャーの項目が表示されないのでGUIで追加することができませんでした。仕方がないのでCUIを使って追加します。
ターミナルを起動し以下のディレクトリに移動してpanelというファイルを編集します。viでの編集が苦手ならファイルマネージャーを起動して以下のディレクトリに移動してpanelを編集します。
[code]
cd ~/.config/lxpanel/LXDE-pi/panels
ls #=> panel
vi panel
[/code]
何行目かにtype=lanchbarというところが見つかるのでここに追加していきます。
[code]
#
#〜〜〜〜省略〜〜〜
Plugin {
type=launchbar
Config {
Button {
id=/usr/share/applications/firefox-esr.desktop
}
Button {
id=/usr/share/applications/notepadqq.desktop
}
Button {
id=/usr/share/applications/lxterminal.desktop
}
}
}
[/code]
他のアプリケーションを見ると、/usr/share/applications/というディレクトリの〜〜.desktopファイルを追加すれば良さそうです。ファイルマネージャーを起動してこのディレクトリに移動します。
ここにあるアイコンは追加できます。アイコンの上で右クリックしてファイルのプロパティを開きます。このアイコンの実態のファイル名があるのでこれをコピーします。
先ほど開いたpanelファイルに追記します。
[code]
Plugin {
type=launchbar
Config {
Button {
id=/usr/share/applications/firefox-esr.desktop
}
Button {
id=/usr/share/applications/pcmanfm.desktop
}
Button {
id=/usr/share/applications/lxterminal.desktop
}
Button {
id=/usr/share/applications/notepadqq.desktop
}
}
}
[/code]
順番も変えていますがこれは後でアプリケーションランチャーの設定からでも変えることができます。
これで再起動すればランチャーにファイルマネージャーが追加できているはずです。